魔法を何と呼ぶ?
ドラゴンクエストは「呪文」、MOTHERは「PSI」、サガは「術」。RPGの「魔法」は、作品によって呼び方も仕組みも違います。
収録51作品の呼び方を、21通りに分けて並べました。作品名から、その作品の魔法体系へ進めます。
呪文
2作品言葉を唱えて発動する魔法。ドラゴンクエストではメラ・ホイミのような短い造語、Wizardryではアルファベットを組み合わせた古代語風の造語が使われ、名前の響きそのものが作品の顔になっている。
魔法
22作品最も一般的な呼び方。FINAL FANTASYの白魔法・黒魔法のように、作品の中でさらに細かい分類名を持つことが多い。同じ「魔法」でも、命名や強化のルールは作品ごとに大きく違う。
スキル
1作品ペルソナが覚える技をまとめて「スキル」と呼び、その中に攻撃・回復・補助の魔法が含まれる。魔法と物理技を同じ枠で扱うのが特徴。
PSI
1作品MOTHERシリーズの超能力。「PKファイアー」のような種類名にα・β・γ・Ωのギリシャ文字を付けて段階を表し、魔法ではなく超能力として描かれる。
術
9作品サガシリーズや和風RPG、テイルズで使われる呼び方。サガでは火術・水術のように系統に分けて覚え、天外魔境・桃太郎伝説では漢字の名前を持つ「〜の術」として、テイルズでは魔術・法術・召喚術として登場する(テイルズは作品により晶術・天術など呼び方が変わる)。
技(魔法)
1作品クロノ・トリガーでは魔法は独立したコマンドではなく、キャラクターが覚える「技」の一部。技一覧で★が付いたものが魔法にあたる。
マントラ
1作品サンサーラ・ナーガ2で竜が使う魔法の呼び方。名前は薬や菓子の商品名をもじった語が多く、インドの真言(マントラ)を思わせる響きと遊び心が同居している。
スペシャル
1作品スーパーマリオRPGでFP(フラワーポイント)を使う技の呼び方。火や雷の技と、ジャンプのような物理技が同じ枠に入っており、魔法と技の区別がない。
なし
1作品メタルマックスには魔法や超能力が登場しない。ほかのRPGで魔法が担う回復や移動は、アイテムや戦車の装備が担う。
策略
1作品天地を喰らうII 諸葛孔明伝で軍師が使う「〜の計」。作品内では魔法ではないが、ポイントを消費して火や水で攻撃し、味方を回復する、魔法に相当する仕組み。
忍術
1作品がんばれゴエモン外伝の魔法にあたるもの。ネンコロリ・スピーダ!のようなコミカルな擬音語の名前が並び、頭に「ど」を付けると強化版になる。
変身技
1作品摩訶摩訶で、霊媒師に教わった前世の姿に変身して使う技。キャラクターごとに前世の姿と使える技が違う、ほかに例の少ない仕組み。
アーツ
1作品英雄伝説 軌跡シリーズの魔法。戦術オーブメントにクオーツをはめ、地・水・火・風・時・空・幻の七耀の属性値によって使えるアーツが決まる。導力魔法とも呼ばれる。
紋章
1作品幻想水滸伝の魔法。火の紋章・雷の紋章のような紋章を宿すと、その紋章に属する魔法が使えるようになり、レベルごとの使用回数で唱える。世界観と魔法の仕組みが直結している。
エナジー
1作品黄金の太陽の魔法。地・水・火・風の4つの力にもとづき、戦闘だけでなく、物を動かす・心を読むといった謎解きにも使うのが特徴。ジンを使った召喚もある。
言霊
1作品ルドラの秘宝の魔法。プレイヤーがカタカナを並べて自分で作り、最後の語が属性と効果を、前に付けた語が威力や範囲を決める。名前そのものが魔法になる、ほかに例のない仕組み。
テクニック
1作品ファンタシースターの魔法。フォイエ・バータのような名前の頭に「ギ」「ナ」を付けて威力を上げ、「サ」を付けると全体版になる。
わざ
1作品ポケットモンスターでは、攻撃も補助もすべて「わざ」と呼び、魔法という区別はない。初代『赤・緑』では、わざのタイプで物理か特殊かが決まり、特殊タイプのわざと、威力のない補助・回復・状態異常のわざを、魔法にあたるものとして収録している。
紋章術
1作品スターオーシャンの魔法。術士が紋章の力で唱える術で、セカンドストーリーでは一つ一つの術を「呪紋」と呼ぶ。シリーズの中でも、施術・呪印術など作品ごとに呼び方が変わる。
バトルアビリティ(魔法)
1作品オクトパストラベラーには魔法という独立したコマンドがなく、学者・神官・魔術師などのジョブが覚える「バトルアビリティ」の中に、属性攻撃や回復といった魔法にあたる技が入っている。
エーテル
1作品ゼノギアスで生身のキャラクターが使う特殊な力の総称。同じエーテルでも、フェイは「気功」、シタンは「秘術」、チュチュは「呪術」、マリアは「機操」と、キャラクターごとに呼び方が違う。